Google Driveでファイル共有、Googleアプリで疑似Officeツール利用

Google Driveについて
説明します
Google Driveっすか~


開発チームメンバー同士のファイルの受け渡し、あるいはプロジェクトファイルのバックアップはどうしているだろうか。ITに強い人ならGitHubを使いこなしているかもしれないが、今回はもっと簡単で、5分で使いこなせるGoogle Driveを紹介しておこうと思う。ちなみにそめ先生はGoogle DriveもGoogleスプレッドシート、Googleフォームも仕事で常用している。

Google Driveとは何か

簡単に言えばGoogleさんが1人につき15GBまで(2017年現在)提供してくれているインターネット上のファイル置き場だ。クラウドストレージとか呼ばれている。Googleのアカウント(メールアドレス)を取得すれば、誰でもこのファイル置き場が利用できる。

Google Driveのページ


ストレージ(倉庫)に色々なファイルを保管しておこう


容量は15GBまでだが、ファイルのアップロード/ダウンロードは結構時間がかかる


フォルダごとに公開・非公開を設定すれば、自分だけのファイル置き場としても使えるし、開発メンバーとのデータの受け渡し場所にもできる

会社でも
いつも使ってるっす!
使い方はHoomey先生による
こちらのページを参考にしてくれぃ


また、インターネット上にファイルが置いてあるわけなので、例えばPCが壊れたときのためのバックアップをアップしたり、いつもと違うPC(学校のPCとか親戚の家のPCとか)で作業した途中経過をアップしておくこともできる。ただ、大容量ファイルのアップロード/ダウンロードには時間がかかるので、どちらかというと画像ファイルや3Dモデルデータ、サウンドデータなど小さいファイルの受け渡し、ファイル管理に向いている。

以上だ
あれっ
短くないっすか?
Google DriveのGIF動画を
撮影しようとしたが
映ったらヤバイものが多そうなので
自重したのだ……
それは自重不可避っすね……


ちなみに無料のファイル共有システムとしては前述したGitHub(プロジェクトデータのバックアップやバージョン管理、複数ユーザーによる統合などが可能)や、Dropbox(ローカルディレクトリとクラウドストレージが常に同期するサービス。アップロード/ダウンロードの手間がかからない)が有名である。

そめ先生このまえ
GitHubの使い方がわからないって
言ってませんでした?
ぐっ!

GitHubがなくても
生きていけるからいいんだよ(震え声)
………。


コホン。まあGoogle Driveは誰にでも使いやすいし、写真や音楽も保管しておけるので、もし使ったことがなければ覚えておこう。GitHubもそのうち覚える時が来るだろう

Googleドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム

……という3つのアプリが
Google Driveで利用できるんだ



これは、簡単に言えばMicrosoft Office(ワード、エクセル、パワーポイント)、それから申し込みとかに使うフォームである。Google Drive上ではこれらに良く似たファイルを利用できる。

基本的な動作はMicrosoft Officeに近い。基本的な機能は揃っているし、Officeを持ってない人でも無料で使うことができること、複数ユーザーで同じファイルを同時に更新できること、スマートフォンやタブレットでも閲覧・操作できることがメリットである。デメリットはクラウド上で操作するので若干インタラクションが遅く、操作に対して反応が遅れること、Microsoft Officeにある様々な(ビジネス向けの)機能が一部使えないことなど。

個別ファイルだと更新するたびに
ファイルを受け渡ししなきゃいけないから
そういう時はGoogleアプリの方が
便利っすね


また、作成したファイルをOfficeのファイル形式であるdoc, xls, ppt形式にエクスポート(生成)することもできる。エクスポートしたファイルはもちろんOfficeで開くことができる。

Unityと関係ないところで
便利に使えるかもね


Googleフォームは簡単なアンケートや申し込みフォームなどを作るのに使える。UnityインターハイのエントリーフォームもGoogleフォームだ。最近は色々な会社や現場でも利用される機会が増えてきた。知っておくと、何かの機会に活用できるかもしれないぞ。

おまけ:Gmail(PCのメール)を持つということ

PCのメールは利用しているだろうか。LINEやTwitterなどお手軽な連絡ツール、SNS、あるいは携帯メールが常識なので、PCメールを送受信する機会は少ないかもしれない。しかし大学生や社会人(成人)になると個人のメールアカウントの重要度が増してくる。

何かのサービスを利用するときはメールアドレスが必要になる。もちろんUnityもそうである。色々なサービスをメールアドレスと紐付けてずーっと利用していったとき、メールアドレスと個人情報は密接な関係になる。アドレスを変更すると色々なサービスを再設定しなければいけなくなったり、昔使ったサービスの登録情報や利用履歴、交友関係やビジネスで関わった相手の連絡先がわからなくなるかもしれない。

携帯や通信会社メールだと
契約会社を変更したらアドレスも
変えなきゃいけないぞ……


LINEやSNSのアカウントは消してもう1回作りなおしてもいいが、個人のPCメールは意外とそれが難しい……ということを覚えておこう。

技術革新で
そういう状況も変わる可能性も
あるけどね


ちなみにUnityインターハイにエントリーしている方のアドレスは、Gmailが6割、iCloudが1割、携帯メールが1割、その他2割、といった割合である。Gmail強えぇー。

おまけのおまけ:Gmailでの迷惑メール対処法

フィルタ機能を使って、特定のメールアドレスからのメールや、特定のキーワードを含むメールをアーカイブ(受信トレイをスキップ)することができる。迷惑メールや大量の広告メールに悩まされている方は使ってみると精神がおだやかになるぞ。

フィルタの設定方法は簡単だ
こちらのページを見てくれぃ
Google先生
いつもありがとうございます……!