オブジェクトに動きをつけて世界を生き生きとさせよう


オブジェクトやゲーム内のものに動きをつけるのは、多くの商用ゲームで日常的に行われている。木がそよいだり、波がさざめいたり、キャラクターが待機モーションをループで再生してたり。あるいは宝箱がキラキラ光ったりとか。

自作のシンプルゲームで何かが物足りない、そんなときは画面に動きがなさすぎるからかもしれない。静止した世界は無機質に感じられてしまう。オブジェクトをY軸を中心に回転させてみてはどうだろう。

これがチュートリアル通りに
つくった玉転がしゲーム




このアイテムをキューブにして
回転させてみた
おおっ!
なんかグッと
いいカンジになったっすね!


めっちゃ数を増やしてみた
おおっ!
意味もなく面白そうなカンジに!


ただオブジェクトを回転させるだけでも「動き」をつけるとゲームの中の世界が生き生きとして見えないだろうか?今回使用したスクリプトはこちら!


オブジェクトを回転させる方法はいくつかあるが、もっとも基本的なtransform.Rotateというものを使っている。玉転がしゲームで作ったItemScriptを改造してるので、ただオブジェクトを回転させるだけなら13-21行目は削除して使おう。

TechAcademyの田島悠介先生の
ページ
を参考にスクリプトを
改造しました
えっ
そめ先生が書いたんじゃないんすか!
ネットで検索して出てきたコードを
自分のスクリプトにうまく流用する……
これが初心者の基本戦術だ……
なるほどー!
TechAcademyの田島悠介先生
ありがとうございます……!
ありがとうございます……!


もちろん何でもかんでも回転させればいいわけでもない。せっかくだから「何か起こる」アイテムとか「触ったらまずい」オブジェクトとか、プレイヤーの意識を向けたいものに動きをつけてみよう。ゲームやシチュエーションによって回転以外にも色々な方法が考えられると思う。初めてゲームをプレイする人も自然とオブジェクトに誘導されたり、驚きを感じてくれたりするはずだ!