ビルドエクスポーターでよくあるトラブルの対処法

ビルドエクスポーターが
正しく動作しない場合の
確認と対策をメモしておく
締切日に慌ててビルドしてる子は
い"ね"ぇが~~~



Unityインターハイビルドエクスポーターは、WindowsやMacなど必要な実行ファイルを一括でビルドしてくれるプラグインツールである。Unityインターハイの作品提出ページから取得でき、使い方マニュアルPDFもある。

使い方は簡単だが、UnityやPC環境によっては不具合が起きることがある。うまくエクスポートできない場合の対処方法をメモしておくぞ。

推奨動作環境を確認しよう

マニュアルにある通り、ビルドエクスポーターは下記の動作環境を推奨している。

  • OS:Windows10 / Mac OS X 10.12以降のバージョン
  • Unity:Unity5.6.2以降 または Unity2017.1以降のバージョン


もし古いUnityを利用している場合は要注意!土壇場でUnityのバージョンをアップデートすると、今まで動作していたプロジェクトに不具合が起きる恐れがある。Unityをアップデートする前に、プロジェクトファイルをコピーしてバックアップを取っておこう。また、新しいバージョンのUnityのインストール先を、すでにインストールされているUnityと別のフォルダとしたり、フォルダ名の名前を変えることで、古いバージョンのUnityを維持したままにすることができるぞ。

CG見聞録先生がこちらのページ
解説してくれているぞ
CG見聞録先生ェ……!
ありがとうございます……!


※最新のUnityをダウンロードするのがいいが、もしも過去のUnityのバージョンをダウンロードする場合はこちらのページから!

ディレクトリのパスに日本語が含まれていないか


ディレクトリのパスとはここの事である

ビルドエクスポーターのインポート用ファイル(UnityInterHigh_BuildExporter.unitypackage)をダブルクリックするとき、そのファイルを置いているディレクトリのパスに日本語が含まれていると、インポートに失敗する場合がある。例えば「C:\そめ先生のPC\デスクトップ\Unity\Editor」といった具合だ。もし日本語のまじった階層にある場合は、フォルダ名を全て半角英数にするか、パスが半角英数だけになる場所にファイルを移動してインポートしよう。

PCの名前つけたりするときは
半角英数にしておいたほうが
いいんやね
情強っぽいっすね!


ビルド用モジュールが入っていない

使用しているUnityにビルド用モジュールが入っていないと、ビルドエクスポーター上で「エクスポート」ボタンが出ず、代わりに「モジュールのダウンロード」というボタンが表示される。

実はUnity自体をインストールする時にビルド用モジュールをチェックボックスから選択するプロセスがあるのだが、何もせず進めてしまうとWindows機ならWindows、Mac機ならMac用のビルド用モジュールしかインストールされない。Android用のビルド用モジュールも同様だ。

WindowsまたはMacのモジュールは「モジュールのダウンロード」ボタンを押してもダウンロードされない場合があるようだ。この場合はUnity自体を新たにダウンロードし、そのときに前述のビルド用モジュールのチェックボックスにチェックを入れてインストールしなおすのが確実だ。上に書いたやり方でフォルダを分けるか、同じバージョンのUnityをダウンロードしよう。

※最新のUnityをダウンロードするのがいいが、もしも過去のUnityのバージョンをダウンロードする場合はこちらのページから!

1次審査で必要な実行ファイルはWindowsとMacのみ

WebGL版などは提出しなくても
評価が下がることはないよ
WebGL版は2次審査からっすね


もしよくわからない不具合が起きたら、Unityインターハイ運営事務局まで問い合わせしてみてくれ!

Unityインターハイ運営事務局 inter-highあっとunity3d.co.jp