ゲームジャムって何だ?ゲームジャム作品を見て刺激を受けよう

うほおぉぉぉ
個人制作のスゲェゲームや
ちょっとアレなゲームが
たくさんあるううぅぅぅ
最近流行ってる1週間ゲームジャム
作品ページっすね!


ゲームジャムとは「限られた時間の中でゲームを開発する」イベントだ。大抵は30~48時間、4-6名程度の即席チーム(メンバー同士は初対面)である場合が多い。48時間の中で挨拶から企画会議、開発、デバッグから仕上げまで全部やる。もちろん休憩や睡眠も取らねばならない(稀に全く取らない猛者もいるが)ので、結構ハードなイベントである。

ボクが参加した時は頑張って
背景のビジュアルとか
お絵描きしてたっす~……
大学生や若手開発者の参加が
多いかな~


1週間ゲームジャム

そんな中で2017年4月から毎月開催されているのが1週間ゲームジャムだ。お題に従って個人が1週間以内にゲームを開発する。毎日少しずつ作る人もいれば、週末でガッと作り切る人も多い。完成した作品はゲーム投稿サイト「unityroom」に掲載され、誰でも遊ぶことができる。


こちらのページからゲームを閲覧・プレイできる

面白いゲームが作れるかどうか、
じゃないんだよコレ
順位付けもやらない事が
多いっすよね
短い時間でゲーム作りや
チーム開発の面白さを体験できるんだね

会社と違って責任もないし
変なバカゲー作る人も多いよ


そう、面白いゲームが作れるかどうかは問題ではないのだ。自分のスキルが実践で役に立つのか、ゲーム開発ってどんな面白さがあるのかを体験できるのがゲームジャムなのである。そんな世界なので実際に完成したゲームも色々アレな物が多いが、そのカオスっぷりもゲームジャムの面白さなのである。

中高生のUnity開発者は
まわりに同レベルの仲間がいない事が
多いけど、1週間ゲームジャムの中に
大勢いるぞ!

ビシッ


もちろん過去に開催されたジャムの作品もプレイできる。各回でプレイ人気の高いゲームがピックアップされているほか、ランダムに遊ぶこともできる

開催中はTwitterのハッシュタグ #unity1week で、途中経過をアップする人も多い。色々な個人制作ゲームの開発中画面や動画を見ることができるぞ。

今月のお題は「夏」!
おおー、2016年の
Unityインターハイと同じっすね!
ぜひ昨年の大会参加者にも
見てもらいたいな~


もちろん中高生も参加できる……と思うが、そめ先生的にはUnityインターハイに作品をぶつけてきてほしいところ。皆の作品、待ってるぞ!

はえ~ 1週間でもゲームが
作れちゃうんすね~
大学生や社会人なら
当たり前だよなぁ?


その他のゲームジャム

基本的にゲームジャムは夜通し開催するので中高生の参加は推奨していないが、開発経験の浅い大学生や専門学校生も多く参加している。他人とゲーム開発するのが初めて!という人も多いし、スクリプトは書けないが3Dモデリングはできる(でも参加したらなぜか作曲をしていた)という、チーム内の役割もその時その時でまちまち。

普段の学校生活や仕事の中でできないゲーム作りの楽しさ、チャレンジが短い時間の中でできるので、もし進学・就職することがあればぜひ参加してみてほしい!

たとえクソゲーになっちゃっても
完成させることで経験値になるんやね~





毎年8月に開催されるのが福島ゲームジャム。もともと福島復興の一環で2011年から始まったイベントだが、2017年は国内13会場、台湾2会場、チリ1会場の全16会場で開催されている。




毎年1~2月に開催されるのが2009年から始まったグローバルジャム。なんと世界各国で同時開催されており、90以上の国、700以上の会場、3万人以上が参加し6,000個以上のゲームが開発されたという。欧米の先進国から、中南米やアフリカなど「こんな国でもゲーム作る人いるの?」と思うような国でも開催されている。日本での開催地はこちらのページ

個人制作ゲームって
たくさんあるんっすね~
中高生だとまだまだUnity開発者は
少ないけど、大学生になると
ぐっと増えるんやね
中高生のうちからUnity使ってたら
大学生や社会人になって
無双できそうっすね……
就職にも強いし、
もっと中高生の認知度上がってもいいと
思うんだけどな~